大寒(だいかん)
2026年1月20日 - 2026年1月24日
款冬華
ふきのはなさく
Fuki no hana saku
2026年1月20日から2026年1月24日の二十四節気は大寒(だいかん)、七十二候は款冬華(ふきのはなさく)です。
【款冬華(ふきのはなさく)】とは?
「款冬華(ふきのはなさく)」とは、日本の細かな季節区分である「七十二候(しちじゅうにこう)」のひとつで、例年では1月20日頃から24日頃にあたる時期を指します。七十二候とは、二十四節気をさらに約5日ずつ3つに分けた、日本の伝統的な季節の暦です。 「款冬」とはフキ(蕗)の古い呼び名で、「華」は花を意味します。つまり「款冬華(ふきのはなさく)」は、「フキノトウが花を咲かせ始める頃」という意味です。厳しい冬の寒さがまだ続く中、雪の下や凍った土の隙間からそっと顔を出すフキノトウは、春の訪れを告げる最初の使者として古くから親しまれてきました。 フキノトウは、地面の上に葉が出るよりも先に花芽(花のつぼみ)が土から顔を出すという珍しい植物です。その独特のほろ苦さは日本の食文化とも深く結びついており、天ぷらや味噌和えなどの春の山菜料理として今も広く愛されています。 「款冬華(ふきのはなさく)」の時期は、暦の上では「大寒(だいかん)」の初候にあたり、一年で最も寒さが厳しいとされる時期でもあります。それでもフキノトウが芽吹くのは、大地の中では着実に春の準備が始まっているからです。 七十二候を意識することで、日本の自然や季節の移ろいをより丁寧に感じ取ることができます。「款冬華(ふきのはなさく)」は、寒さの中にひそかに宿る春の息吹を教えてくれる、そんな美しい言葉です。
※七十二候の計算方法は七十二候とはを参照ください。