立夏(りっか)
2026年5月5日 - 2026年5月9日
蛙始鳴
かわずはじめてなく
Kawazu hajimete naku
2026年5月5日から2026年5月9日の二十四節気は立夏(りっか)、七十二候は蛙始鳴(かわずはじめてなく)です。
【蛙始鳴(かわずはじめてなく)】とは?
「蛙始鳴(かわずはじめてなく)」とは、日本の伝統的な季節の区分である「七十二候(しちじゅうにこう)」のひとつで、毎年5月5日頃から5月9日頃にあたる時期を指します。七十二候とは、一年間を72の季節に細かく分けた日本古来の暦で、自然界の変化を繊細に表現したものです。 「蛙始鳴(かわずはじめてなく)」は、その名のとおり「カエルが鳴き始める頃」を意味します。冬の間、土の中で冬眠していたカエルたちが目を覚まし、田んぼや水辺で鳴き声を上げ始める季節です。特にニホンアマガエルやトノサマガエルなどが活動を始め、夕暮れ時や雨上がりに「ケロケロ」と響く鳴き声は、初夏の訪れを知らせる風物詩として古くから親しまれてきました。 この時期は、二十四節気でいう「立夏(りっか)」の初候にあたり、暦の上ではすでに夏の始まりです。気温が上がり、田植えの準備が本格化する農村では、カエルの鳴き声は豊作の前触れとして喜ばれてきた歴史があります。 現代においても、「蛙始鳴(かわずはじめてなく)」の頃になると、都市部を離れた里山や農村地帯でカエルの合唱を楽しめます。日本の四季や自然の移ろいに興味がある方は、この時期に水辺を散策してみると、古来から変わらない日本の原風景に出会えるかもしれません。 七十二候を意識した暮らしは、忙しい現代人が自然のリズムを取り戻すきっかけにもなります。「蛙始鳴(かわずはじめてなく)」をひとつの目安に、季節の変化を五感で感じてみてはいかがでしょうか。
※七十二候の計算方法は七十二候とはを参照ください。