小寒(しょうかん)
2026年1月15日 - 2026年1月19日
雉始雊
きじはじめてなく
Kiji hajimete naku
2026年1月15日から2026年1月19日の二十四節気は小寒(しょうかん)、七十二候は雉始雊(きじはじめてなく)です。
【雉始雊(きじはじめてなく)】とは?
「雉始雊(きじはじめてなく)」とは、日本の伝統的な季節の区分である「七十二候(しちじゅうにこう)」のひとつで、二十四節気「小寒(しょうかん)」の末候にあたります。毎年1月15日頃から19日頃にかけての時期を指します。 七十二候とは、一年を72の季節に細かく分けた日本古来の暦で、自然界の動植物の変化や気象現象をもとに名付けられています。「雉始雊(きじはじめてなく)」はそのなかでも、冬の野山にひっそりと響くキジの鳴き声を季節のサインとしてとらえた、風情豊かな候です。 「雊(なく)」とは、キジのオスが「ケーン、ケーン」と鳴くことを意味します。 厳しい寒さが続く冬の最中に、なぜキジが鳴き始めるのでしょうか。それは、冬至を過ぎて日照時間が少しずつ長くなり始めることで、キジが春の到来を本能的に感じ取るからだと言われています。まだ雪が残る寒い季節でも、自然界ではすでに春への準備が静かに始まっているのです。 古くから日本では、キジは「日本の国鳥」として親しまれており、吉祥や家内安全の象徴ともされてきました。「雉始雊(きじはじめてなく)」の時期には、そんなキジの声に耳を澄ませながら、冬の深まりの中にも確かに息づく生命の力強さを感じてみてはいかがでしょうか。 七十二候を意識して季節を過ごすことは、自然とのつながりを取り戻し、日常に豊かさをもたらしてくれます。「雉始雊(きじはじめてなく)」をきっかけに、日本の繊細な季節感に改めて目を向けてみましょう。
※七十二候の計算方法は七十二候とはを参照ください。