2026年7月23日から2026年7月27日の二十四節気は大暑(たいしょ)、七十二候は桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)です。
【桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)】とは?
「桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)」とは、日本の「七十二候(しちじゅうにこう)」のひとつで、二十四節気「大暑(たいしょ)」の初候にあたります。毎年7月23日ごろから7月27日ごろにかけての時期を指し、桐の木が花を咲かせ、実を結び始めるころを意味します。 七十二候とは、一年を72の季節に細かく分けた日本の伝統的な暦のしくみです。古代中国から伝わり、日本の風土に合わせて独自に発展しました。それぞれの候には、動植物の変化や自然現象の名前がつけられており、季節の移ろいをきめ細かく感じ取ることができます。 桐は、古くから日本人に親しまれてきた落葉広葉樹です。薄紫色の釣鐘状の花を咲かせ、初夏の青空に映える清楚な美しさで知られています。成長が非常に速く、「娘が生まれたら桐を植え、嫁ぐときに箪笥(たんす)を作る」という言い伝えが残るほど、日本の生活文化と深く結びついてきました。桐材は軽くて湿気に強いため、着物を収納する桐箪笥や桐下駄など、伝統工芸品の素材としても重宝されてきた歴史があります。また、五百円硬貨や内閣府の紋章にも桐の意匠が用いられており、日本を象徴する植物のひとつでもあります。 「桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)」の時期は、清々しい初夏にあたります。木々の緑が深まり、生命力がみなぎるこの季節に、桐の花が静かに咲き始める様子は、日本人が古来から感じ取ってきた自然のリズムそのものです。七十二候を意識することで、日々の暮らしの中に季節の細やかな変化を見出すことができます。
※七十二候の計算方法は七十二候とはを参照ください。