寒露(かんろ)
2026年10月17日 - 2026年10月21日
蟋蟀在戸
きりぎりすとにあり
Kirigirisu to ni ari
2026年10月17日から2026年10月21日の二十四節気は寒露(かんろ)、七十二候は蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)です。
【蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)】とは?
「蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)」とは、日本の季節を72の細かな区分で表した「七十二候(しちじゅうにこう)」のひとつで、二十四節気「寒露(かんろ)」の末候にあたります。毎年10月中旬頃に訪れる時期です。 「蟋蟀(きりぎりす)」は現代でいうコオロギのことを指し、「戸」は家の戸口(出入り口)を意味します。つまり「蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)」とは、「コオロギが戸口のあたりで鳴いている」様子を表した言葉です。 夏の間は草むらの奥深くで鳴いていたコオロギが、秋が深まり気温が下がるにつれて、暖を求めて人家の戸口近くまでやってくる——そんな晩秋の情景を、古の人々は繊細に観察し、季節の移ろいとして記録しました。 コオロギの鳴き声は気温と深く関係しており、気温が低くなるほど鳴くペースがゆっくりになります。戸口に近づいてきたコオロギの声に耳を澄ませることで、秋の深まりを体感できるのです。 七十二候は自然のわずかな変化を言葉で切り取った日本古来の知恵。「蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)」は、虫の声を通じて季節と自然のつながりを感じさせてくれる、秋ならではの美しい表現です。
※七十二候の計算方法は七十二候とはを参照ください。