大雪(たいせつ)
2026年12月12日 - 2026年12月16日
熊蟄穴
くまあなにこもる
Kuma ana ni komoru
2026年12月12日から2026年12月16日の二十四節気は大雪(たいせつ)、七十二候は熊蟄穴(くまあなにこもる)です。
【熊蟄穴(くまあなにこもる)】とは?
「熊蟄穴(くまあなにこもる)」とは、二十四節気「大雪(たいせつ)」の次候にあたる暦の言葉で、毎年12月12日頃から12月16日頃にかけての時期を指します。「七十二候(しちじゅうにこう)」とは、一年を72の季節に細かく分けた日本古来の暦であり、自然の移ろいを繊細に表現したものです。 「熊蟄穴(くまあなにこもる)」は文字通り「熊が穴にこもる」という意味で、冬眠の季節が本格的に始まることを告げています。クマは冬眠の前に大量の食べ物を食べ、十分な脂肪を蓄えてから山の穴や木の根元などに身を潜めます。この時期になると山間部では熊の姿が見られなくなり、自然界が深い眠りへと静かに入っていくことを、昔の人々は暦の言葉として記録しました。 この時期の日本の気候は、山間部を中心に初雪が積もり始め、平野部でも朝晩の冷え込みがいよいよ厳しくなってきます。日も短くなり、冬至に向かって自然全体が少しずつ活動を落ち着かせていく季節です。 現代では熊を日常的に目にする機会は少なくなりましたが、「熊蟄穴(くまあなにこもる)」という言葉には、動物も植物も、そして人間も、冬の訪れとともに無理をせずゆったりと過ごす時間を大切にすべきというメッセージが込められているともいえます。 師走を前に慌ただしくなりがちな時期だからこそ、この古い暦の言葉を手がかりに、自然のリズムに合わせて心と体を整えるきっかけにしてみてはいかがでしょうか。
※七十二候の計算方法は七十二候とはを参照ください。