大寒(だいかん)
2026年1月30日 - 2026年2月3日
鶏始乳
にわとりはじめてとやにつく
Niwatori hajimete toya ni tsuku
2026年1月30日から2026年2月3日の二十四節気は大寒(だいかん)、七十二候は鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)です。
【鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)】とは?
「鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)」は、日本の伝統的な季節区分である「七十二候(しちじゅうにこう)」のひとつで、1月30日頃から2月3日頃にあたります。七十二候とは、二十四節気をさらに約5日ごとに細かく分けた季節の区分で、自然界の細やかな変化を72の言葉で表したものです。 「鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)」は、二十四節気の「大寒(だいかん)」の末候にあたり、「にわとりが卵を産み始める頃」を意味します。 冬の寒さが厳しい時期ですが、日照時間が少しずつ長くなるにつれて、鶏が産卵を再開するとされてきました。鶏は光に敏感な生き物で、日が長くなると体内時計が刺激され、自然と産卵サイクルが始まります。 古代中国から伝わったこの言葉には、目には見えにくい季節の変化を、身近な動物の行動から読み取ろうとした先人の繊細な観察眼が込められています。 現代では養鶏技術の発達により、人工照明を使って一年中安定した産卵が行われるようになりましたが、「鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)」という言葉は、自然のリズムに寄り添って暮らしていた頃の日本の風土と知恵を今に伝えています。 七十二候に親しむことで、現代の忙しい日常の中でも、季節の移ろいを丁寧に感じ取るきっかけになります。「鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)」は、まだ寒さが続く冬の中に、春へ向かう小さな命の息吹を見出した、日本ならではの繊細な季節感のひとつといえるでしょう。
※七十二候の計算方法は七十二候とはを参照ください。