大雪(たいせつ)
2026年12月17日 - 2026年12月21日
鱖魚群
さけのうおむらがる
Sake no uo muragaru
2026年12月17日から2026年12月21日の二十四節気は大雪(たいせつ)、七十二候は鱖魚群(さけのうおむらがる)です。
【鱖魚群(さけのうおむらがる)】とは?
「鱖魚群(さけのうおむらがる)」とは、日本の伝統的な季節の区分である「七十二候(しちじゅうにこう)」のひとつで、二十四節気「大雪(たいせつ)」の末候にあたります。毎年12月17日頃から12月21日頃までの約5日間を指します。 「鱖魚(さけのうお)」とはサケ(鮭)のことで、「群(むらがる)」は群れをなすという意味です。つまり「鱖魚群(さけのうおむらがる)」は、産卵のために鮭が川へと群れをなして遡上する様子を表した言葉です。冬の澄んだ川を力強く泳ぐ鮭の姿は、古来より日本人に命の力強さと自然の神秘を感じさせてきました。 この時期、日本各地の河川では鮭の遡上(そじょう)が見られ、北海道や東北地方では古くから鮭漁が行われてきました。鮭は「千秋鮭(ちあきさけ)」とも呼ばれ、豊穣や繁栄の象徴として縁起の良い魚とされています。年末に鮭を食べる風習や、お歳暮として鮭を贈る文化も、この季節と鮭の深いつながりから生まれたものです。 七十二候は、1年を72に分けてそれぞれの時季の自然現象や生き物の動きを繊細に表した日本独自の暦です。「鱖魚群(さけのうおむらがる)」はその最後から2番目にあたり、1年の終わりが近づいていることを自然界の生き物の営みを通じて静かに告げています。 師走の忙しさの中で、ふと川を泳ぐ鮭の姿に思いを馳せると、日本の豊かな自然と先人たちの繊細な季節感を身近に感じられるでしょう。
※七十二候の計算方法は七十二候とはを参照ください。