春分(しゅんぶん)
2026年3月20日 - 2026年3月24日
雀始巣
すずめはじめてすくう
Suzume hajimete sukuu
雀が巣を作り始める
Sparrows start building nests
Les moineaux commencent à construire leur nid

2026年3月20日から2026年3月24日の二十四節気は春分(しゅんぶん)、七十二候は雀始巣(すずめはじめてすくう)です。

【雀始巣(すずめはじめてすくう)】とは?

「雀始巣(すずめはじめてすくう)」は、日本の伝統的な季節の区分である「七十二候(しちじゅうにこう)」のひとつで、二十四節気の「春分(しゅんぶん)」の初候にあたります。毎年3月20日ごろから3月24日ごろにかけての時期を指し、その名のとおり、「スズメが巣作りを始めるころ」という意味です。 七十二候とは、一年を72の季節に細かく分けた日本古来の暦で、動植物の変化や自然現象をもとに、季節の移ろいを繊細に表現したものです。「雀始巣(すずめはじめてすくう)」はその中でも、身近な野鳥であるスズメの営巣という、日常に寄り添った情景を季節のしるしとしています。 この時期になると、スズメは軒下や屋根の隙間、木の枝などに枯れ草やわらを運び、懸命に巣を作り始めます。雌雄のスズメが協力して巣材を集める姿は、春の訪れを告げる微笑ましい光景として、古くから人々に親しまれてきました。 「雀始巣(すずめはじめてすくう)」の季節は、桜の見ごろとも重なることが多く、春の陽気に包まれた穏やかな時期です。気温も徐々に安定し、野山には若葉が芽吹き、さまざまな生き物が活動を活発化させます。スズメの巣作りは、そんな生命の息吹が本格的に始まる春の象徴ともいえるでしょう。 日常の中でスズメのさえずりや動きに目を向けてみると、七十二候が伝えようとした「自然と人との深いつながり」を、改めて感じることができるかもしれません。

※七十二候の計算方法は七十二候とはを参照ください。